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大人も子どもも【おすもうごっこ】

大人も子どもも【おすもうごっこ】

皆さんは、お子さまと【おすもうごっこ】を楽しむことがありますか?  寒い季節の室内遊びの1つとして行う方もいらっしゃるかと思います。裸足になり身体を動かすと体の芯から暖かくなります。感染対策の事を考えると組み合って行うことに抵抗があるかもしれませんが、楽しいだけではなく、身体と心の発達に必要な要素もありますので、ぜひ積極的にあそびに取り入れていただきたいと思います。

今回は、【おすもうごっこ】の遊び方の紹介とメリットをお伝えします。

準備体操をわすれずに

おすもうごっこ・四股ふみ

寒さで縮こまった身体を急に動かすと怪我のもとになります。初めに手と足をよく動かしましょう。

【おすもうごっこ】は足元が滑らないよう裸足で行いますので、足指までよく動かしておきたいです。

床または椅子に座り片足ずつほぐします。指の1本1本を揉んだり、指の付け根を中心に回したりした後、手の指と足の指を絡めて足首を回しましょう。

手も同様に、手の指を揉む・指の付け根を中心に回す・手首を回すという工程を丁寧に行いましょう。

「四股ふみ」は効率よく体全体を動かすことができます。

片足を上げたところで少し姿勢を保つと、重心を意識し体幹トレーニングになります。(力を集めないと保つことができないポーズです)

両足をつき腰を下げるポーズは股関節の動きを良くすることに役立ちます。この動きの流れを「どすこーい」と言いながらゆっくり繰り返すのがおすすめです。

 

環境を整えましょう

『相撲』が日本の国技という事を伝えると色いろな興味が湧いてくると思います。その中で清潔な場所で行うものだという事を伝え、子ども達と掃除をしてから行えると良いですね。床に何かが置いてあると怪我の原因になるので部屋をきれいにしてから行いましょう。

【おすもうごっこ】をする際に、土俵に見立てたものを用意するとわくわくします。その際体操用のマットを敷くことをおすすめします。転倒しても身体を守る練習にもなりますが、硬い地面に何度も倒れることは避けたいです。どうしても用意できない場合は、絨毯等をご用意ください。

 

手押し相撲のバリエーション

手押し相撲のバリエーション

【おすもうごっこ】は、2人で組み合って行う方法がありますが、押しあいっこをする手押し相撲は、色いろな楽しみ方があります。

2人が向き合って立ち、「はっけよーい のこった!」の合図でお互いの手を押し合い、どちらかの足が動いたら勝負あり! 両足をそろえて行う場合と、前後に開いて行う場合と、どのような違いがあるのかを子ども自身が気付けるような工夫があると良いですね。

この「押し合い」にはいくつかバリエーションがあり、お互いしゃがんで手を押し合いっこする「しゃがんで手押し相撲」お互い土俵に座り足の裏と足の裏で押し合いをする「足押し相撲」おしりとおしりで押しあいっこする「おしり押し相撲」があります。

 

【おすもうごっこ】どんな力が育くまれる?

当たり前かもしれませんが、体を動かすことで温まり、体幹が鍛えられます。人は沢山の感覚を持っていますが、「感覚統合」という支援方で固有覚・平衡感覚(前庭覚)・触覚の感覚の発達というのが重要であるといわれています。

固有覚は、筋肉や関節の動きを感知する感覚、平衡感覚はバランスに関わる感覚、触覚は痛みや温度・圧力を感知する感覚、これらは普段無意識に使っている感覚ですが、必要な活動を経験しないと身に着けることが難しいといわれていますので、このような遊びが役立つことでしょう。

そのほかに、コミュニケーション形成にも役立つかもしれませんね。どうぞこれらの視点も頭のどこかに入れながら楽しい時間をお過ごしください。

参考文献:「保育者が知っておきたい発達が気になる子の感覚統合」木村順(2014年 学研教育みらい)

 

 


ライタープロフィール:鈴木晶子

保育者養成校教員 Yoga.ed トレーナー

Yoga Laboratory ~ 先生達のセルフケア研究会 ~ 代表

ホームページ: https://yoga-labo.tokyo/

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